また谷中に出かけていつものルートからほんのちょっと外れただけで、また不忍池を巡って帰ってきた。
ほとんど代わり映えはしない。根津の裏通りにあった惣菜屋さんみたいな建物がすっかり解体されていた。
解体といえば、鶯谷界隈、解体中のビルがいくつかある。殆どが集合住宅になりそうだ。
都会にみんな集中してくるんだろうか。郊外にかつて大々的に開発された一戸建て住宅団地がどんどん空き家になりつつあるという話を聞いたことがあるけれど、これは結構大きな問題になる。苦労して憧れの一戸建てを入手した第一世代はどんどん高齢化し、第二世代はどんどん独立してもっと便利なところへ移っていってしまう。行政はただ黙って廃れるのを見ているだけだ。
中国からどんどん団体客が観光にやってくるといわれている。近所のホテルの前に観光バスが到着して、ゴロゴロとトランクを引きずる団体が歩道いっぱいに拡がっていて自転車や歩行者が通りにくそうにしている。かつては日本人の団体旅行客もこうして現地の生活道路を混乱させていたんだろうなぁ。
昨日満月寸前の月がよく見えていたが、肝心の中秋の名月は、月の出こそオレンジ色に見えていたけれど、すぐに雲の向こうにいってしまった。今更お月見でもない、ってことか。
kindleが新しくなった。
Amazonの電子書籍アプリがkindleという。その専用タブレットが以前からあって、これは単一機能だったので、小さくて軽くていかにも読書に向いている。ところが残念なことにこれまでpdfの書類をこれで読み込ませるのに結構面倒くさいプロセスが必要だった。それが今度からファイルをドロップさせるだけで読ませることができるようになった。これは画期的なことで、これで簡単に小さくて軽いkindleタブレットで読めることになる。あなうれしやと喜んで読み込ませてみると、左開き右開きが選択できなくて、しかもpdfを拡大して読むのがスムースに行かない。iPadでなら、スムースにできる。しかし、それでは意味がない。iPadは重たいからだ。600g以上ある。kindle paperwhiteなら200gちょっとじゃないだろうか。どうせ様々なファイルで作られた文章でも読み取れるようにするというのであれば、そこまで神経を使ってくれないと意味がないんだよなぁ。ひょっとすると自分が持っているkidle paperwhiteはもう古いってことだ。なにしろkindle scriberなるものがでているんだから。
- 追記
iPhoneで結構見やすく使いやすく読めることがわかった。これなら、出かけているときも電車やバスの中で簡単に読むことが可能である!!