ほぼ足りてまだ欲 その先

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マイク・トラウト

 MLB Los Angeles Angelsのマイク・トラウトはほぼ今シーズンも活躍できなかった。左膝の半月板損傷で手術を受け、リハビリの後、7月に出てきたにも関わらず、マイナーで調整していたがやっぱりだめで、再手術を受けることになった。来シーズンにかけることになる。
 マイク・トラウトは2011年、19歳でメジャーにデビューした。2012年に新人王。そこから破竹の勢いで、とうとう2019年には2020年までの2年総額6650万ドルの契約に、10年総額3億6000万ドルを上乗せする形で当時北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長(ウィキペディア)した。

 2019年2月にはやっぱりブライス・ハーパーがフィラデルフィア・フィリーズと当時のFAでの史上最高額となる13年3億3000万ドルで契約(ウィキペディア)していた。トラウトの契約はブライス・ハーパーの契約を上回るもので、いやぁ、MLBってのはすごいことになってきちゃってんだよなぁと思ったもんだ。

 私が唯一MLBを生で見たのはこの2019年の6月のことで、鳴り物入りで2018年にAngelsに二刀流で入った大谷翔平は9月に右肘靱帯に新たな損傷が判明し、翌月にトミー・ジョン手術をした関係で2019年のシーズンは打者に専念していた。それでも友人夫婦に会いに行くのが主目的だったんだけれど、出かける前からその友達夫婦の分も入れて4人分の切符をネットで買っていた。球場にはトラウトとともに大谷の大きな写真が張り出されていた。当然もう二度とここへ来ないかも知れないとショップでAngelsのキャップを買い、ユニフォームを買って羽織った。

 ところがそこで私は迷ったんだ。大谷翔平は果たして本当に二刀流に復帰できるだろうか。もう投手としてマウンドに立つことはないかもしれない。だったら、ここはやっぱりAngelsきっての大スター、マイク・トラウトなんじゃないか。それで、私が買ったユニフォームの背中には27番、TROUTと書かれているのだった。なんと先見の明がないことか。試合はAuckland A'sに負けたのだけれど、その試合で大谷翔平はホームランを打った。