お盆がやってきて、いつもの年はお寺の施餓鬼は16日なのに今年は土曜日になるからなのか、今日になった。この暑さの中、お寺で法要が終わるのを待っていなくてはならないから、また大変だ。毎年知り合いもいないお寺の人混みで佇んでいるのが結構苦痛。まさか本を読んでいるわけにも行かないし、そうかといっていい歳をしたおじさんがiPodを耳に突っ込んでいるわけにも行かないので、水を飲んだり、扇子をあおいだり、汗を拭いたりして凌ぐ。それもこれも死んだおやじとお袋を偲ぶ時間をいただいたということだ。5枚の塔婆を包んで持って帰る。来週墓に持って行く。
昨年までは塔婆を包んでいる人を見なかったのだけれど、今日は他にもお一人そうしている方をお見かけする。こちらもお墓がどこか他にあるんだろうなぁと想像する。
法要の 経にあわせ 蝉時雨