ほぼ足りてまだ欲 その先

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依存症

 先日米国で11歳の時に誘拐されてから18年間監禁されていた女性が救出された。犯人は58歳の妻帯者の男で、それまでにも性犯罪で服役した前科があり、誘拐された女性はこの男の子どもを二人出産している。確かこの犯人の高齢になる母親が「息子はセックス依存症だった」とコメントをしている記事を読んで息を呑んだ。様々な症状での依存症といういい方を聴くがこんな依存症の話は私は初めてである。
 今日の新聞記事に広島で小学校の教師をしていた43歳の男が自分の小学校の児童を脅して性犯罪に及び、2001年に捕まっていて、この度地裁判決があったと書かれていて、判決は懲役30年だったという。
 この男は「教諭になってから27人の女児にわいせつな行為をしたと供述したことや、被害女児の母親の意見陳述で、女児が事件後、心的外傷後ストレス障害PTSD)と診断され、リストカットするようになった被害状況も明らかにされた(asahi.com 2009年9月14日15時8分)というのだ。判決文に書かれていたという「鬼畜にも劣る浅ましい蛮行」であることは論を待たないのだけれど、どう考えても病気だろう。先の米国の犯人がいわれているセックス依存症という分類に入るのだろうか。
 こういう病気の人たちはどのくらいいるのだろうか。どのようにして発見が可能なのだろうか。どのようにして判定ができるのだろうか。そしてどのようにしたら犯罪者とならないでいられるのだろうか。