ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 先日のレクチャーで知った、というか想い出したというか東京12チャンネルでかつて放送した番組「証言・私の昭和史」が本になっていることを知った。これが1969年に學藝書林から単行本になり、1984年から旺文社文庫になった。それが1989年にまた文藝春秋から文庫化されて今に至っている。それからもう20年も経っているからもちろんとっくに新品では手に入らない。
 Amazonを通してその全6巻を入手しようという気持ちになって発注してみたが、2社から4冊が届いた。残りの2冊をどうしようかと考えなくてはならない。第6巻を売ってくれたのは狭山の古本屋さんだ。本の中から領収書がぽろっと落ちてきた。それをみるとどうやらこれを最初に入手した人は川越の的場にあったユタビ書店で平成元年11月5日に買ったらしい。古本の面白いところはこんな具合に昔の持ち主の痕跡が残っている可能性があることかもしれない。
 第1巻、第2巻、第4巻を売ってくれたお店は第5巻もあるとしていたのだけれど、残念ながら店頭で売れてしまっていた。第3巻はまた別の古本屋に発注しているけれど、まだ到着しない。
 第6巻の目次を見ただけでも、犬丸徹三、圓生+志ん生曽祢益+山田久就、清瀬一郎+高柳賢三、佐藤達夫古橋広之進白井義男、菅谷篤二なんてところがずらっと名を連ねていて楽しみ。