ほぼ足りてまだ欲 その先

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参院選 二日目

ハルジオン満開です。


 初めて立候補者のポスターが貼ってあるボードを見た。全然聞いたことがない候補者がいてびっくりした。
 例えば著作の数ではダントツで高齢者医療に携わる、精神科医和田秀樹が設立した幸齢党は「年齢による差別は許しません!高齢者が幸せになれば、現役世代のくらしにも恩恵が!医師会、製薬会社の既得権益の大きい壁をぶち壊す」といっている。東京選挙区に、薬剤師、吉沢恵理(55)を送り込んでいるけれど、公認候補ではなくて、推薦だ、というのが良くわからない。しかし、マスコミでは全く取り上げられていない。


 東京選挙区には共産党が吉良よし子、れいわが山本譲司、自民は図々しくも武見敬三(もう73)と鈴木大地(ずっと潜ってろ!)、維新はお調子者音喜多駿、立民・塩村文夏、無所属では「不倫」山尾志桜里となんと欠員1を含めて7つの議席に32名も立候補している。
 和田秀樹はあちこちでラジオに出演して高齢者医療に関して発言をしてきたから、かなり親しみはあるし、いっていることには賛同する。

 山本譲司民主党議員時代に政策秘書給与の流用から逮捕され、1年半の実刑となる。服役中に触法障害者の世話をしたことから出所後、訪問介護を始めた。よくあるタレントくずれや、スキャンダルまがいで「介護の世界でやっていきます」詐欺かと思っていたら、全くそうではなくて、高齢者介護、障がい者介護に従事。2004年に「獄窓記」を出版。私はこの本を読んで、こりゃ本物だと、その転身ぶりに驚いた。
 その山本譲司がれいわから立候補したと聞いたので、二もなく彼にいれると決めていた。彼の服役後の約25年にわたる活動には心底頭が下がっているのだ。しかし、和田秀樹の幸齢党に気がついて、今かなり迷っている。

 比例区ラサール石井社民党からでてきたので、これまで共産党、あるいはれいわで迷ってきたのに、余計に迷っている。落語の「死神」じゃないが、ろうそくが消える寸前にある社民党が、ラサール石井の登場によって、延命できるんだとしたら、その手助けをしたいという気持ちはかなり強い。


 その他の私が聞いたことがない政党の殆どはウルトラ・ライト政党である。中にはあの橙色からスピンアウトした党まで存在する。どうしちゃったの日本?そう言い出せば脚光を浴びると思っているんだろうか。あのドナルド阿保爺の雰囲気に相乗りしたくなったのか。呆れております。


 右足の親指の根元が、歩いてくると痛くなるんだと整形外科医にまた訴えたら、以前に撮ったレントゲンを出してきた。親指の関節が他の指に比べると詰まってしまっている。これを改良することは難しい。風呂に入ったらグルングルンすること、そしてもう少し底の硬い靴にしたら良いのではないかと。トレイル・ランニング用の靴がいいんじゃないか、という。試しに行こう。