ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

天皇稜



 今年の3月に「仁徳天皇陵」として私は学習していた堺の大山古墳で学術調査が行われた。

NHKによると:-
世界文化遺産の1つで、「仁徳天皇陵」として管理されている大阪・堺市の大山古墳で、学術団体の研究者グループによる立ち入り調査が行われました。
 調査が行われたのは宮内庁仁徳天皇陵として管理する大山古墳で、7日は考古学や歴史学などの学術団体でつくるグループの研究者17人が参加しました。大山古墳は5世紀前半に造られたとみられる前方後円墳で、2019年に「百舌鳥・古市古墳群」の一部として世界文化遺産に登録されています。
 宮内庁が管理する古墳は立ち入りや調査が制限されていますが、グループでは研究や保全に役立てたいとして、各地の古墳の立ち入りを要望していて、今回、大山古墳への立ち入りが認められました。(NHK 2025年03月07日 17時44分)」


 あれ?ちょっとまってよ。私は学校であれははっきりと「仁徳天皇陵」と教わったよ。「として管理されている」なんて持って回った表現じゃなかったよなぁ。なんでそんな事になっているんだろう。確たる証拠もなかったんだったとしたら、一体誰がそんなことを言い出していたんだろうね。


 とにかく宮内庁ってのは閉鎖的で、未だに天皇陵ってのは一般公開しないし、調査なんてとんでもないということになっているんだけれど、そりゃはどういうことなんだろう。天皇という制度は日本という国が上げて保ってきた制度だというんだから徹底した科学的調査をするべきなんじゃないだろうかと、ずっと思っている。なにしろ現在の科学を持ってすれば、今の天皇徳仁の唾液を調査すればそのよって来るところをDNA鑑定することは可能であり、それがはっきりすれば、なんだかんだといわれなくてすむわけであり、ひょっとしてこれまで言い伝えられていることと異なる結果がでたとしたら、それはそれでいいじゃないか。

 どう理解するのか、というのはそれぞれの考えによるのである。やれ男系で血がつながってここまで来たんだとか、紆余曲折があるんだとか、大陸から半島経由でやってきた人なんだとか、様々なことをいわれる。ある意味そのままにしておくほうが良いのかも知れないけれど、それが思惑を生んでいる。それに、あの一族の生活の保全あるいは財産等は国のものなのか、いや国は管理を任されているだけなのだ、とか、あまりにもはっきりしない。

 なぜはっきりしないままにしているんだろうか。