ほぼ足りてまだ欲 その先

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集合住宅

 結婚以来一戸建ての家に暮らしたことがないので、単独の家というのがメンテナンスにどれほどの手間暇金がかかるものか全く知らないのだけれど、集合住宅というのはそれなりに毎年何らかの金がかかる。私が暮らしている集合住宅では管理人さんと掃除の人を雇っている管理会社に様々なことを委ねている。
 これまで担当していた管理会社がとても素人っぽい運営に終始し、これでは長期修繕を控えて適正なアドバイスを受けられないのではないかと危惧していた。一昨年から管理組合の理事をしてくれた人たちがとても前向きな人たちであったために、一気に管理組合理事会の問題意識が高まって、なんと管理の委託先を全く違う会社に振り替えた。
 私はこんなことを、いってみれば素人の集団に過ぎない管理組合の理事会に決断するのは難しいということをお伝えしてきた。いぜんくらしていた30数戸の集合住宅でも難しかったのだ。しかし、彼等はプロのコンサルタントの起用に踏み切ったのだ。これは英断だった。確かに最初に支払う費用がとても大きく見えるのだけれど、長い眼で見ると根本的な費用削減になることが明確になるのだけれど、それはどうして彼等を起用しなくてはならないのか、彼等を起用するとどんなメリットがあるのかを十分に協議して、認識しあっていく必要がある。しかし、実際にこの集まりに出てくる人たちは毎回出席する人たちだからわかり合えるのだろうけれど、出席してこない人には肌で感じて貰えない。金を払って右から左に判子をついておけばなんでもつながるわけではない。