ほぼ足りてまだ欲 その先

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連休

 連休がなんの意味もなさなくなって10年ほどになるだろうか。子どもが小学生の頃までは毎年一家で草津の山の中にキャンプにいくのが恒例だった。当時、仲間の中にも誰一人乗っていなかったワンボックス車を買ってそれに何もかも積み込んで連休中も夏休みもその山奥でキャンプをしてきた。
 連休直前に草津から志賀高原に抜ける渋峠の山道は除雪が完了して通れる様になるのだけれど、必ず連休中に雪が降ってまたまた通行止めとなることが珍しくなかった。つまり、連休にあわせて無理矢理開通させるんだけれど、自然が人間様のご都合を斟酌してくれないってことだった。車で一泊くらいの予定であがってきた人たちが通行止めになって困惑して電話をしているのをニマニマしながら見ていた。
 雪が降ると山は本当にしばれる。焚き火をして暖をとる。ドラム缶を半分にぶった切ったところに方々の林から拾ってきた枯れ枝をくべてはガンガン燃やした。都会にいたらそんなことは絶対にできない。
 連休と聞くと、草津の山だった。もう10年以上行っていない。山はどうなったんだろうか。