- 作者: 半藤一利,保阪正康
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (10件) を見る
2018年に首相でいれば、50年ごとの節目に山口出身の首相がいるということになるから次も狙う、といっていたあの口でそういっていたらしい。
で、このお二人の話がなぜ官軍、賊軍の話から始まるのかと思ったら、靖国神社というものが招魂社として始まったのはいわゆる官軍、それも長州藩の為に死んだ人を奉るというところから始まった存在で、ちょっとでも賊軍に縁のあったものたちは排除されているんだという事実につながるわけです。
目から鱗の話でございます。あそこに祀られている人たちの中には嫌でも祀られている人たちもいるし、なんでこんな奴まで祀られているんだという人たちもいます。ま、戦犯については論外ですが、外地で売春宿をやっていた奴まではいっていたりするんですから、話にもなりません。真面目に戦争で死んじゃった元兵士の気持ちにもなってみろ。
- 作者: 保阪正康,近現代史編纂会
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この写真集にはこれまで見たことがないビルマ戦線での報道写真と覚しきものまで出ていて、大変に興味をそそります。それにしてもこの近現代史編纂会ってのは一体何だろうかと思ったら文殊社という会社で、そのHPにはこう書いてある。「当社は「太平洋戦争研究会」「近現代史編纂会」の名称で、プロフェショナルなライターグループを形成し、様々な媒体で原稿を執筆しております。」