ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

本屋

 寄らなくてもいいのに、日本橋へ行ったので、丸善に寄ってしまった。

 BS-TBSの土曜日の昼に放送していた関口宏保阪正康の番組を書籍にしたシリーズの三冊目。これで完結。これまでの中で一番分厚い。テレビで毎週見ていたんだから、何も買わなくてもいいじゃないかと思うんだけれど、ここまできたらやっぱり、と手を出してしまう。

 もうよそう、もうよそうと思いながらも惰性で買ってしまう。本の雑誌は「特集 いま、ルポルタージュが熱い!」に惹かれてしまった。今時、ルポルタージュというかねぇ。ところがこれが私にとっては実に「悪魔の囁き」といってもいいような様相を呈しているのだ。立花隆の次は青地晨を探し始めることになったら大変だなぁ。1973年の青学・春木教授事件を書いた早瀬圭一の著書が小学館から文庫になったと書いてある。とりあえずこれは読まなくてはならないと既に思ってしまった。

 その下に「安部公房ならこの十冊だ!」とあるのは多分伊集院光の「100分de名著」「砂の女」に合わせてきたわけね。そういえば「砂の女」は映画になっているんだったよね。岡田英次岸田今日子だ。そして音楽は武満徹なんだよなぁ。このキャストを聞いただけで、もうお腹いっぱいになりそうだ。東宝っぽくないような気がするなぁ。