ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 実家の跡地に暮らしている姉から古いアルバムの写真を整理した小さな写真集と父親が生前に自分の幼少期のことを綴っていた古いノートが送られてきた。なにしろ私が結婚するといって書いた手紙に対する返事が便せんに三枚書かれて送られてきたときに、結婚を許すといっているのか、やめろといってるのか一覧しただけではわからなかったくらいに彼の書く字はわかりにくいもので、これも読み下すのには一苦労だ。
 私はオヤジは三男だと思っていたのだけれど、次男で兄と姉がいて、末っ子だということだった。彼の母親というのは彼が三歳の時に死んだそうで、そのあとは祖母に育てられたと書いてある。父親という人はどうしたのか、まったく聞いたことがないのだけれど、どうも後妻をもらっていたらしいが、なにがいけなかったのか、いつの間にか居なくなったと書いている。こりゃ一体何事ならん。読み下すのに時間がかかりそうだ。