ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ヴォイス・トレーニング

 ま、ヴォイス・トレーニングといっても良いだろうと思う、習い事に週に一度行く。区が主催しているもので、呼吸を意識し、息を吹き出す方向を意識し、舌のあり方に意識し、横隔膜の位置と動きを意識する2時間である。先生は多分クラッシックのテノールの方で、そんなに背丈の大きな方ではないけれど、凄いなと驚くほどの胸板の厚さである。本当は唄を歌おうという集まりなのだけれど、わたしが意識している、大きな声をあたりはばかることなく出すことができること、そして可能であればより旨く声を出すことができる手段の取得にまさに合致している。
 なのだけれど、実は3-40人の人たちの中で、わたしの声は飛び抜けて大きいものだから、どうやら周りの人たちは引いてしまっている有様。来月の二週目でこれは一段落するのだけれど、その時に、一人もしくはグループで人前で唄いましょう、ということになっているのだけれど、皆さんわたしを遠巻きにして、グループの相談をされている。さもありなんで、わたしなんかとグループを組んだ日には、わたしの大声で、凌駕されてしまうことになるのだから。
 どうやら、異分子に分類される結果に終わらんとしている。それでも、今回のこのトレーニングは自分にとっては勉強になった。これをきっかけに、どこかで継続的なヴォイス・トレーニングをやりたいと願っている。