ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

またか

白い封筒に入って、待っていた「みすず 1−2月合併号」がやってきた。
多分みすゞの発行している本で一番安いのはこれだろう。
定価・本体・300円である。
毎年合併号は「読書アンケート」で各界の100数十人の皆さんに昨年読んだものから5点以内を取り上げてくださいと頼んでできたものだから、これ以上面白いものはない。本の雑誌よりも充実している。
ところが!
本を開いたら一枚の神が挟まっていて、なんと!月刊みすゞは8月で休刊するというのだ。
がっかりだ。
みすずもかよ。
平凡社の「こころ」がなくなってどれくらい経っただろうね。
ところが巻末に、読書アンケートは何らかの形で継続する、と書いてある。どんな形が考えられるんだろう。
また、ウェブ上に公開とかいっちゃうのかなぁ。
それはいやだなぁ。
ウェブ上に公開されたって、積ん読できないものなぁ。
デパ地下へ入って白身さかなの南蛮漬けを買った。
バスで帰ろうとしたが、バス停の列に近所の越境児童ばっかりの小学校の子どもがワァキャァいっているのを見て、踵を返し、地下鉄に乗った。驚くようにすかした女が足を組んで優先席にどっかと座っておった。

東急本店が閉店したそうだ。
もうデパートなんて、地下の食品売り場しか入ったことがない。
着るものだって、もう要らないしね。

図書館から藤田嗣治の猫の本を借り出す。
甚だ面白い。