ほぼ足りてまだ欲 その先

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高柳賢三

 昨日の朝日新聞一面で、極東国際軍事裁判で鈴木貞一の弁護をつとめ、当時としては珍しく英米法に詳しかったことによって注目されていた高柳賢三元東京帝大教授が、1961年に実施された法務省による聞き取りに答えて、なんと「私は、連合国が判決文を作成するに当(あた)って、その法律面および事実面について点検をして貰(もら)いたいと頼まれてそれをやった」と述べていた資料が国立公文書館の資料から、見つかったことが報じられている。事実なのだろうか。
 同時期に法務省はいわゆる東京裁判関係者何人にも聞き取りをしているというから他にもサプライズ資料が出るかも知れない。
 この記事は社会面で補足されていて、林逸郎、三文字正平、池田純久のそれぞれの聞き取りが紹介されているからもっともっといろいろあるようだ。牛村圭、粟屋憲太郎のコメントつき。日暮吉延、保阪正康のコメントも聴きたい。