この期におよんで清水社長が会見に出てこない理由を問われて東京電力は明日以降できるだけ早い段階で皆様の前でお話をさせて戴きたいと思っているという回答。これを翻訳すると、つまり、清水社長が会見に出席する環境にないと云うことか。昨日の様子を見ていると清水社長の顔つきがうつろで、状況が難しそうな気がする。
質問に立つ記者が、ここから先どの様な手段を東電が執っていこうとしているのか、その上での問題点は何か、という質問が飛ぶようになってきたが、相変わらず東電はのらりくらりとしていて、全く危機感というものを感じていないように見える。企業組織として決定的に機能していない様子が窺える。そろそろ本気になって国家管理していかないと、これ以上の放射能の拡散を招きかねない危機を感じる。ひょっとしてたらこのままでは国際的な組織管理に移行するべきだという国際世論が出てきてもおかしくないと思える。
