ほぼ足りてまだ欲 その先

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Dear Beatles

 昨日、渋谷公会堂に今年の「Dear Beatles」を聴きにいった。若い友人が坂崎幸之助のファンなので、そこから切符を手配して貰ったら、なんと前から4列目のど真ん中だった。始まる前に一緒に行った若い友人から「一緒にハモっちゃダメですよ!」と釘を刺されていた。それで先輩のライブに出入り禁止になった過去を持っているからだ。ところがやっぱり始まって見るとそうはいかない。なにしろ映画「A Hard Days」は最後には映画の中の台詞、歌も全部そらんじていたくらいだから我慢ならんのだ。
 最後の「All You Need Is Love」なんぞに至ってはリッキーが「all together!」と叫ぶや!もはやハモどころではなく大声だった!
 ところがこのコンサートはかなりの観客がほぼ坂崎幸之助ファンといっても良いのだろうか、大変におとなしい女性の観客ばかりで、爺さん四人組といういかにもビートルズバンドをやっているぜという男性観客は極端に少ない。演奏の中身はビートルズ・マニアにとってはとっても羨ましく、楽しい、非常に凝った作りになっているし、それぞれがその道では人後に落ちないビートルズ・マニアで実力を持ったミュージッシャンばかりなのでその筋の連中にとっては面白いはずにもかからず。渋谷公会堂の上手側のトイレは全部女性用になり、男性用は下手側に限定されてしまうことを見ても、明らかだ。
 だから一曲が終わると、非常に上品な拍手がサワサワサワサワと広がる。「イェ〜!」とか「ピィ〜ッ!」とかが全然ない。偶に一人で激しく反応しているおじさんがいたりすると、完全に浮き上がる。私の隣に座っていたおばさんに至っては、全部が終わってメンバーがフロントに出てきてお辞儀をしたら、「うわぁ、こんなに近い!わっみてる!」と騒ぐくらいだから、推して知るべしなんである。
 それでも、いつまで続くのか知らないけれど、このコンサートの演奏のレベルは非常に高い。