ほぼ足りてまだ欲 その先

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温泉

 何回か書いたんだけれど、この際きちんと書いておこうと思った。それは温泉というのは本当に効能があると初めて感じることができたからなんだね。先日一週間信州の東部に例年の如く出かけ、毎日周辺にいくつもある日帰り温泉に行った。ほとんどの日帰り温泉は公設民営のようで、入浴料金は4-500円と相場が決まっている。民間の温泉が日帰り入浴を受け入れている場合、これが1000-1500円と2-3倍になっちゃうことを考えるとわれわれには実に助かる。
 ま、その分容認しなくてはならない事柄もいくつかあるわけだけれど、そんな日帰り温泉に毎日浸かっているうちに、足の湿疹がすっかり綺麗になってしまったのである。5月にとっても痒くなって、このままにしておくとエラいことになりそうな気がしたので皮膚科に行ってみたら「脂漏性皮膚炎」だといわれ、これは加齢でなるものですから、とあたかも「ご覚悟めされい!」のようないわれ方だった。まるでしょうがありません、我慢しなさいといわんばかりだった。処方されたのはステロイド系の塗り薬で、薬袋には「下肢のひどいところ」と書かれていた。ところが風呂上がりに薄く塗るという毎日だったのに、いっこうにどうにもならない。なにしろその一週間の旅行にこの塗り薬を持っていったのだ。ところが日帰り温泉に入り始めるや、何も塗らないのに痒みが止まっちまった。それでも油断したわけじゃなくて、気をつけていたねぇ。東京に帰るやいなやまた元に戻っちまうんじゃないかと心配で、心配で。
 ところが帰ってきてからもう5-6日経つというのに、全く元に戻る気配はない。しっかりと完治したかに見えているのだ。素晴らしいじゃないの、温泉湯治!
 いったい何がどう効いたのか、よくわかっちゃいない。桂文楽ではないけれど「しっかり勉強し直して参ります」ってところざんしょか。べけんや!