ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

2%

 確かかつては防衛費をGDPの1%に達するのなんのといっていたような気がするけれど、今や、2%だといっている。それもNATOが2%だからこっちも2%だといっているんだけれど、それって一体なんの根拠だよ、という気がする。絶対額で語るべきで、「2%」で何がどれだけ買えるのか、わからない。NATOの2%を持ち出すんだったらば、社会保障費もNATOのモノマネを時効は論ずる必要があると思うんだけれど、それは語られない。なおかつ、じゃその財源はなんだということになると、今日の「日曜討論」で小野田元防衛大臣は「今見積もり中だ」といった。あたかも本人が現職防衛大臣のつもりである。なんだよ、その見積もり中ってのは。だって、今の今、「2%だ!」っていったんだから、その「2%」の財源をいえよ。野党が社会保障の拡充を上げると、すぐさま「一体どこにそんな財源があるのか」っていうのはお前たちじゃないか。(ここまできたら、かなり激昂してきた!)ふざけんな馬鹿野郎!といいたい。
 
 しかしながら、この国はどこまで防衛予算を増やしたところで、中国や北朝鮮がやけになって訳もなく(そもそもそんなことをしなきゃならない理由がないが)攻め込んでくるとしても、先に一体相手のどこを攻めるというのか。日本防衛軍の指揮官は北京や平壌を叩いたところで、あっという間に他の基地からミサイルが日本海側の原発地帯に打ち込んでくるだろう。ならばと原発を強力な掩体壕で囲うのか?持ち堪えたとしたところで、港のサイロをぶち壊されるだろう。そこから先、この国はあっという間に食糧が足りなくなって、一億二千万人は飢えて彷徨うわけで、いくら小野寺が嬉しそうに「2%」を振り回したところで、そんなのは全く役に立たないってことだ。

 威勢よく、ぶっ壊せ、だとか、打ち込め、だとかいったってそんなのは絵空事でしかないのは、ちょっと普通に考えれば自明である。じゃ、どうするのか。争い事が起きないようにするしかないのね。そんな論説は威風堂々としていないから格好悪いと思いがちだけれど、それが一番賢明なのだよ、わからないだろうね、安倍晋三やら、櫻井よしこあたりのボォ〜っと生きている連中には。
 ところで、サントリー不買運動の対象とすることに決めました。お調子者!!

 本日は最高気温が31度だとかいうので、朝一番に散歩に行ったのである。