その後、パンダ見物の抽選に申し込むのを忘れたので、今日行けばあとはしばらく行くチャンスがない。
しかし、そろそろ飽きてきたというか、パンダの親子を見るために並ぶストレスが嫌になってきた。
この行列に加わると、もうCOVID-19なんてとっくのとうに終わったんだ的な雰囲気になっていて、行列の後ろから人がせっついてくるのが嫌なのだ。自分の前は間隔を自分が空けるので、大丈夫だけれど、後ろの人がくっついてきて気持ちが悪い。
動物園が返信の中で「引き続きお願いしています」といっていたけれど、係員は間隔を適切に保て、とは一度も注意していない。
今日はパソコンで落としたQRコードを提示したら、係員は「これは違うでしょ?」といった。みんなスマホで落としてくるからサイズが縦長なのだ。
猿山でボォ〜っとみていたら隣に立っていたおばさんが、猿が餌の草をがばっと掴んでいくのをみて「ぎょうさん持っていきょうらぁ」といった。「失礼ですけれど、中国地方ですか?」と尋ねたら大阪だった。岡山弁かと思った。
フラミンゴの檻の前でじーっとみていたら、そこへやってきた、お母さんと一緒の3歳くらいの女の子が「ギョエギョエ」とフラミンゴの鳴き声の真似をしたから「上手だねぇ」といってあげたら、そのあとずっと「ギョエギョエ」と鳴いていた。江戸家小猫に紹介したくなった。
キリンさんが厩舎の金網の上越しに外の木の皮を噛み始めた。キリンさんはいつも金網が邪魔で写真が撮れないのだけれど、これほど楽しいキリンさんを撮ったのは初めてだった。こんなことがあるから、動物園は飽きないんだよなぁ。
不忍池のハスの花はまだまだ全然なんだけれど、不思議なことにほんの少しだけ咲き出した。どういうことなんだろう。