ほぼ足りてまだ欲 その先

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もはや初夏!


 もはや初夏のような陽気でございました。例年でしたら今頃ソメイヨシノが満開で、川筋は桜見物の舟がわんわんとお出ましになるところですが、実はソメイヨシノは全然ダメで、花見宴会を計画した連中はなんともさみしい状況の中しょうがなく、川筋公園の人が通る横でブルーシートを敷いて飲み食いしていますが、ありゃどう見ても戦後の被災者のようでございます。


 しかし外国人観光客も団体で観光バスを仕立ててぞろぞろと、それも歩道いっぱいに広がってやってくるので、買い物に出たジモティーはそのグループをやり過ごすまで道端で待つことになります。人混みを避けて裏道を歩くので遠回りになりますが、日ごろ見かけないものを見かけたりするチャンスにもなっております。あの中華そば屋も、こっちの日本蕎麦屋もみんな高齢化してきちゃって、そろそろ閉店なのかなぁとさみしい思いがあります。永久閉店の前に一回だけ食べておきたい気もします。


 ようやく中身を読み始めて気がついた。芝田先生はこの本の中で当時の日記の類、あるいは他の人の著書でどう書いているかを教えてくれているけれど、これが興味深い。高見順徳川夢声大佛次郎山田風太郎、そしてゴードン・シロタらの占領軍関係者の著作にRAAがどう描かれているのかを考察している。これはとても参考になる。やっぱり餅は餅屋かなぁ。