
明日が取り置き期限だったので、外気温が32℃だっていうけれど、隣の区の図書館に予約した本を借り出しにいってきた。帰りにバス停に立っていると、30代と思しき女性がやってきて、携帯電話の画面を見せてなにかいう。どうも英語らしいがnativeではない。区役所の地図を見せる。あ、こりゃ間違っているなと思ったから、そこ方面へ行くにはあっちの停留所へいったほうが良いよ、と英語でいったけれど、納得していない。すがりつくように、ここへ行きたいという。もう一度見て、あ!そうか!コミュニティ・バスなら行くなとわかったから、都バスの停留所サインの隣に立っているコミュニティバスの停留所サインをさして、このバスなら行くよと説明した。
安心したらしく、今度は「どうして日本の人たちは、若い人も含めて英語を話さないんだ?」という。いやいや、キミキミ、君の英語も相当拙いけどね、と思いながら「だってこの国から外へ出ない人が多いんだから、英語なんて必要ないんだよ」と説明する。ではなぜあなたは英語を話すのかというから、そりゃそういう人もいるわけよ、というしかない。
ところでどこから来たのかと聞いたら、「China」という。あんた、チャイナったっていろいろあるぜ、大陸か?と聞いたらそうだ、上海だという。中華人民共和国の人の英語は傾向として語尾がはっきりしない。私は中国語は全く知らないけれど、彼らが中国語で話している時は語尾がゴニョゴニョとはならないのに、どうして英語だとそうなっちゃうんだろう。彼女の英語もそうで、最初はわかるけれど、語尾がはっきりしないもんだから文章全体が完結しない。あれは一体どうしてなんだろう。
蝉時雨 坂道登る 息も絶え絶え