旧聞に属するところで恐れ入るのだけれども、一昨日のAsahi.comの記事で、自民党の群馬県連が今回の参議院議員選挙でちゃんと県連公認の候補の応援を一生懸命にやらなかった尾身幸次と中曽根弘文を次回の選挙で党本部に公認申請しないからな、と怒っていることが報じられていた。尾身はまたまた落選しちまった娘にかまけていたということだし、中曽根は前職の支持をしていたらしく、挙げ句に他の候補の応援でやっぱり忙しくしていたらしい。しかし、こうなると党本部は県連を無視できないのかね?とかく自民党群馬はいろいろあって面白いねぇ。
尾身、中曽根両氏の公認申請せず 自民党群馬県連が決定 朝日新聞 2007年08月05日20時11分
自民党群馬県連は、先月22日投開票の知事選で、前職の小寺弘之氏を破って初当選した自民党公認候補の大沢正明氏への協力が不十分だったとして、尾身幸次財務相、中曽根弘文元文相を次の国政選挙で党本部に公認申請しない方針を決めた。県連は選挙前から知事選への貢献度が低い国会議員は公認しないとしており、4日に開いた県議団総会で決めた。
県連によると尾身氏は参院選比例区に立候補した長女(落選)の応援が目立つ一方で、大沢氏の集会に本人が顔を出すことはまれだった。中曽根氏についても、後援会幹部らが小寺前知事の支援者でもあったことや、派閥の参院選候補の応援もあり、積極的な支援をしなかった、という見方が強かった。