ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 イベントの後の打ち上げが後を引いたのかちょっと激しい夢だった。家族で信州と覚しきあたりに旅行に行く。何人もの人たちで山登りともいえない、ハイキングでもない、山の中の散歩のようなことをしていると突然、地震のような地響きが来て、えっ!と遠くの山を見ると、なんと噴火である。それも頂上付近からまるでガスが吹き上げるように勢いの良い噴火で、やばいから逃げようと走ってくだり始めるとあちこちに火山弾が落ち始める。ムキになって走り下り始める。家族は見えたり、隠れたりしながらどうやら同じ集団となって走っているようである。そういえばいくら走っても息が上がることがない。この辺が夢だ。
 そのうち麓の温泉街に差し掛かり、さしもの火山弾も止まり、遠くを見やると、確かにかすかな煙は上がっているけれど、火山からの噴出物は終わっている。まわりはただただひたすら歩いて町に向かう人たちが三々五々歩いている。中には浴衣に裸足の人がいて、如何にも温泉宿で寛いでいるところへの噴火だったことを思わせる。しかし、表情は全くの安心感に溢れていて、通りかかった温泉宿で一風呂浴びていこうと相談している。なるほど温泉宿は営業をしている。
 私はなんだか変な路に入り込んで、挙げ句の果てに川を渡るのに、なんだか分からない杭のようなものを辿りながら渡る始末。駅の通路のようなところで、漸く連れあいに遭遇するとなんだかやつれた表情をしている。遺書を書いたのだけれど、今となってはとても見せられないという。なんでこんな混乱の中でわざわざそんなものを書いたんだろうと思ったら十数枚にも及ぶ遺書である。こんなに云うんだからきっと見せてはくれないだろうと思ったところで眼が覚めると午前4時だった。