ほぼ足りてまだ欲 その先

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アイスランド

  • 「人気が高いのは円だった。クローナ金利は2けた台。それが円だと4%ちょっと。ほとんどの客が円を選んでいたよ。だれも日本のお札なんて見たことないけどね。これからは僕も落ち目だな」と彼もため息。(Asahi.com 2008年10月22日3時1分)
  • レイキャビク22日 ロイター] アイスランド金融監督庁(FME)は22日、新たな国有銀行として、最大手銀カウプシングの国内資産および国内事業を基盤とした「ニューカウプシング銀行」を設立したと発表した。FMEは「カウプシングの一部業務を、アイスランド政府が完全保有する新銀行に移すことを決定した」との声明を発表した。この決定により同国の個人と企業に対する銀行業務の継続が保証されると述べた。FMEは過去2週間で、グリトニル銀行ランズバンキ銀行のそれぞれの事業を基盤とする新銀行2行を設立している。(Asahi.com 2008年10月23日)

 アイスランドの預金金利を先月終わりに聞いたとき、15.5%だというのを聞いて、私は一体全体いつの時代の話かと聞き返したくらいだ。日本の底に張り付いたかのような金利を考えたら、ちょっと気が利けばその大きな差が何を意味するか分かりそうだ。だから朝日新聞の2008年10月22日3時1分の記事にあるように、アイスランドがサムライ・ボンドを日本で売ることは充分過ぎるくらいメリットがありそうだ。多分今回のアイスランドの破綻によってこのあたりにも影響が出てきているに違いない。魔法のような生活の変化はあたかも夢が覚めてしまったかのごとき状況を呈しているに違いない。