ほぼ足りてまだ欲 その先

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おんなじだ

 辺野古の漁協が札束でほっぺたを張られたのかどうなのか知らないが、漁業権を放棄するやいなや、間髪を入れず北部土木事務所に埋め立て申請を提出したアベシンゾー自公連立政権は「沖縄の負担軽減に全力を尽くす。普天間の固定化は断じてあってはならない」とお為ごかしの言葉を振り回すという伝統的自・公政権手法をとってみせる。
 匕首を腹に突きつけながら、ニコニコ笑ってみせる様を一コマ漫画で描いてみせるのがマスコミのこれも伝統的な手法の筈だけれど、自・公政権広報紙たる産経新聞は「尖閣諸島情勢など日本を取り巻く安全保障環境は緊迫の度を増している。日米双方が実現可能とした辺野古案を、大局的見地から受け入れる決断を下してほしい。」と主張する(2013.3.24 03:31 [主張])。
 これまたいつものパターンだ。どんどん中国・韓国をたきつける。危ない、危ないと煽る。怪しからん、ゆるせんとけしかける。さぁ、大変だ、どうする!米軍さまぁ〜!お助けくだされぇ〜!
 何が沖縄振興だ。山本一太稲嶺進市長や仲井真弘多知事と会談したそうだけれど、「閣僚の一人として、担当の防衛相や官邸にしっかりと伝える」と言明したに過ぎない。
 マニフェストを無茶苦茶にした民主党政権をこき下ろしてきたアベシンゾーは彼らと一体どこが違うのか。
 山本一太はこの会談で仲井真弘多知事に一体何を持ちかけているのだろうか。