ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

おわり

 毎朝聞いていた文化放送の「ソコトコ」が最終回を迎えた。反原発に徹底してきた「ソコトコ」がこの放送局で良く続けられるものだなぁと思っていたけれど、やっぱりなんだかんだいっても権力には屈してしまうわけで、マスコミの限界ということなんだろう。それにしても、この国はまったく情けない。
 今朝のテレビのニュースでは電力とガスの値上げが報じられていた。この円安運動はこうして前倒しで直撃する。これからはもっともっとこの手の攻撃に晒されるわけだ。
 日本経済新聞が今年の外国人看護師と介護士の試験結果をひいて行政は考え直せといいだした。これ単独で考えてはいけないわけで、日経がいいたいのはこれから先、労働力としての外国人の導入を図れという財界の要望の前ぶりなんである。飽くまでも日本の財界がいっているのは「労働力」としての外国人であって、負担となる形になりかねない外国人のことをいっているのではないという点に注意しなくてはならない。
 こうしたマスコミが報じない問題点を訴え、伝え続けてきた「ソコトコ」が終焉を迎えることがこの国の報道が正に終焉を迎えているということを象徴しているということをこころにたたき込んでいかなくちゃね。