思い出すとぞっとすることがあって、それが30年前のアメリカのタルサという町での出来事。前年にアメリカの田舎に3ヶ月弱暮らしたことがあって、その時はずっと自分で車を運転していたものだから、出張仲間を乗せてレンタカーで動いていた。その朝、思わず左を見ずに右を見ながら交差点に乗り入れた。日本に帰っていた半年の間にもちろん勘は戻る。危うくぶつけるところで、この後砂漠に入るまで人を乗せて運転していない。
もう今やとっくに左側通行以外のところでは一切運転をしない。だから、米国に行っても不便で仕方がない。ただただ、バスと地下鉄を乗り継ぐだけだ。こつこつと。