ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

博打屋

 なぁにがIRだって!Integrated Resortだっていいやがる。なんでも英語にしたら、国民は何のことだかわからなくなって、もう良いやと諦めると思っているのか。博打場を作るって法案を、野党が出席しない委員会で勝手に進めているってのが自民党というヤクザの胴元政党だよ。カジノってのが世の中でどんなことになっているのか知っているのか。確か自民党の浜幸だよね、ラス・ヴェガスで4.6億円という金をすったのは。元々奴は稲川会系のヤクザだったのが小佐野に拾われて国会議員になったという経歴の持ち主で、ハマコー先生なんていわれてその気になったが、こいつを予算委員長にした自民党も大馬鹿だったし、それを引退後テレビに引っ張り出したテレビ朝日も大馬鹿だった。今の衆議院予算委員長の浜田請一は奴の息子だ。
 ハマコーなんてのは元々ばくち打ちで、それが国会議員になったんだから、千葉の有権者の見識を疑えばいい訳だけれど(現知事があれだから、千葉県の程度も知れるが)、島根選出の自民党細田博之カジノ法推進議員連盟(こんなヤクザな議員連盟もないものだが)なんぞが官房長官なんてのをやっていたことがあるッてんだから、この国の政治の程度がもはやグズグズなのもしょうがないわけだ。
 彼らには倫理観のかけらもない。カジノが来たら何兆の経済効果があるなんて嘯いているけれど、それは原発の発電コストはこんなに安いといっていたのと論理的には同じで、原発はデメリットコストをまったく計算しないでいっていたのだし、こっちのカジノも、周辺に及ぼす治安の不安定化、というか、危険の増加、博打が及ぼす人へのマイナス面というものを考えていない。そもそも、ラス・ヴェガスだって、今や博打で持ってなんていない。周辺のショー、イベント、エンターテインメントが醸し出すウキウキ感が人を呼んでいるのである。各ホテルのカジノへいってみればわかるが、爺さん婆さんがパラパラとスロットやブラックジャック・テーブルにいる程度で、昔のようにバカラのテーブルに人がたかって、わぁわぁやっているのを見たことがない。機械の台だって、かつてのようにジャック・ポットがでたらりぃぃぃ〜〜ンとベルが鳴って、コインがじゃらじゃらいつまでも続いて出るんじゃないかと思えるほどの興奮があるわけでもない。大きな紙コップにコインを重たく入れて持って歩くわけじゃない。パチンコと同じように、みんなカード処理だ。
 本当に金をするためにやっているだけだ。一攫千金なんて、ほぼあり得ない。必ずすられてしまう。日本で、Las Vegasの様に華やかな通りが再現されると思っているのか。日本のヤクザと外国のヤクザな資本、ま、いってみればトランプのような連中が薄ら笑いをしている。ハゲタカファンドが手をこまねいている。細田のような手先ヤクザがその上前をはねるために、この国を売り渡そうとしている。
 なんでこんなのがこの国の政治をやっているんだ!?