ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

予約 図書館

 図書館のサイトで本を探して、あればそれを予約します。
本が準備されるとメールでお知らせが来ます。
予約された本が図書館の一角にあるそれ用の本棚に入っているので、そこから抜き出してその一角にある貸出機で貸し出し手続きをいたします。
それをしないで、持ち出すと、出入り口に設置してあるアラームが点滅して、音がなります。

私が入ってすぐに、誰かが何かを持ち出したらしくて、そのアラームが作動しました。
私は知らん顔して自分が予約した3点をぬきだしていました。

 するとそこへ若い女性係員がやってきてボソボソ声で「お困りですか?」というんです。
マスク越しのボソボソ声だからなのか、私に耳が遠いから(実際よく聞こえない)なのか、よくわからない。
「なんですか?」と聞いたら「なにかお困りですか?」というから、「いえ、何も困っていません。なんでそんなことを聞くの?」と尋ねたら、「アラームが鳴ったものですから」というのです。
あぁ、なんだ、彼女が云いたかったのは、(あんた、怪しいな、アラームなったじゃないか)という意味だったんですね。
「あぁ、誰か出ていったよ、知らないけど」と突き放すようにいいました。
だったら最初から「今、アラームなりましたよね?!」といえばいいじゃん、と思ったんですが、そんな事をいったら、「すぐキレる爺」が大騒ぎするだろうから、ってんで気を使ったんですね。
 お気遣いありがとうございます!

 借り出した本ではありません。
2008年に起きた海難事件を追求した労作。
一気に読んだ。
船が好きな人間にとっては興味が尽きない。
塩釜で仕事をしたことがある友人に聞いたら、この事件のことは知らなかったけれど、この本の中に頻繁に登場する漁業会社の社長のことを知っていた。