https://www.bs-asahi.co.jp/machiyama-now_cnn/
「町山智浩のアメリカの今を知るＴＶ In Association With CNN」
毎週木曜日22:30 BSテレビ朝日
毎週冒頭はその時話題のニュースを解説。
今回は、ハリウッドの脚本家、作家のストライキを藤谷が解説。なるほど、今起き上がった話じゃないんだ！？
WRITERS GUILDはこれまでにも、VHSが普及した時にも、DVDが普遍的になった時も、プロダクション側に再配信に際して脚本家、作家に反映させるべきだと主張してきたけれど、プロダクション側は新しい技術がどれほどに影響するか、まだわからないからといって棚上げしてきたのだそうだ。そしてネット配信が大普及して遂にここへきてWRITERS GUILDが立ち上がったというのだ。突然、彼らがなんでこんなストライキをしているのか、あまりピンと来なかったけれど、彼女の説明を聞いて、納得した。
ところで、ここのところ3−4週間、町山はモルモンをかなり好意的に取り上げていて、ひょっとして誰か関係者にモルモンがいるんじゃないかと思わせる。
とにかく昔からモルモンは都合が悪くなると、すぐに天啓を受けた！といって時代にあわせてきた。ネイティブを受け入れるとか、アフリカンを受け入れる、一夫多妻を辞める、そんな時に必ず「天の啓示を受けた！」といって教義を変えたわけよ。全く都合の良い宗教というべきか、時代に敏感な宗教というべきか。
一夫多妻については、辞めないならアメリカの州として認めないぞといわれて辞めた・・・ことにした。州になってから以降だって、いくらもあっちこっちで一夫多妻の家族は平気でいたじゃないの。私は44年前にあの街に2ヶ月半滞在したことは何度も書いているけれど、何度かモルモン・テンプルに行ったことがあるが、行くや否や、何人もの人が寄ってきて、日本語だとわかると、日本にミショナリーに行ったことがある、つまり日本語を喋ることができる人がついて案内してくれた。そして最後に「よければこちらに連絡先を」といわれるんだけれど、一度も書いたことがない。この宗教の驚くところは、ジョセフ・スミスの元に啓示があってour father in heavenとJesusが彼の前に現れたというんだね。ヒョエーなんだ。何しろJesusが復活したのはアメリカなんだと聞いた時には、開いた口が塞がらなかった。
この番組ではあのミュージカル「A Book of Mormon」を取り上げないなぁ。あれは面白かったぞ。
来週はモルモン・タバナクルを取り上げるといっている。毎週木曜日にあのどでかいホールでの練習が公開されている。
