ほぼ足りてまだ欲 その先

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真相は何だ

 帰ってきてテレビをつけるやいなやお坊ちゃんの顔がアップとなっていて、なんだか陰鬱な顔をしていつものぼそぼそ細切れの発言だが、テレビの画面をよく見ると「辞任会見」としてある。国会本会議での所信表明演説は昨日の話じゃなかったのか。黙って聞いているとなんだか「党首会談にも応じてもらえなかったし」なんて発言があって、なんだか直接的な理由が小沢に相手にされなかったからと聞こえないこともないような会見だ。しかも、居並ぶマスコミ各社の錚々たる記者の質問にも、全くきちんとした、具体的な説明ができなくて実に誠に誠意を見つけることすらできない。まぁ、はっきり言ってこの際放り出した、といっても良いのではないかと思える。こうなると動き出したばかりの桝添厚労大臣の動きも簡単に封じられてしまう。なんだか官僚からの突き上げでこの際リセットしたと見えてしまう。昨日の夜都内某所で自民党山崎拓をはじめに何人かが集まったという報道があり、なにやらきな臭いという話があったけれど、何か関係があるのだろうか。
 与謝野幹事長があて推量だから信用しないでくれといいながら、病気には簡単な病気と難しい病気があると表現していたけれど、それは一体全体何を意味しているのだろうか。麻生幹事長には既に一昨日にその意味のことを喋っているそうだし、どうやら与謝野の話からすると昨日小沢民主党代表に会談を申し入れた、その裏にはなんらかの意味合いがあったのかもしれないが、それはこれまでの信頼関係にないのだから「ご挨拶」というのでは理解はされるわけもない。
 一体、真相は何だろうか。彼はとうとう最後まできちんと人にわかる話をしなかった。