ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

卑怯者・小泉純一郎

 「予算関連法案を衆議院に戻して2/3議決をするというのなら、私は欠席します」と発言しているそうで、その発言の裏には俺が郵政民営化で勝ち取った議席の上にあぐらをかいている内閣がそれを否定したことをいつまでも根に持っているわけである。彼は党の方針に反発した議員たちに刺客を送り込んでまで追い落としをはかってきた。その上、当選した反対派だった議員に踏み絵を強いて取り込んだ。麻生が次の選挙で小泉に刺客を送り込めば良いんじゃないのといったって、小泉は既に立候補しないと表明している。替わりに立候補するといっている小泉の息子に対して刺客を送り込むことを自民党選対は果たしてやれるか?まずやらないだろう。ということは麻生はよくよく人徳がない、ということになるけれど、せいぜいこんな程度の政党なんだよな。
 もちろん民主党だって多分五十歩百歩だろうけれど、とりあえずここで交替させてみよう。
 今朝のテレビ朝日のモーニングショーは民主党の安住と自民党河野太郎を呼んできていたけれど、河野太郎は人選ミス。
 彼は自民党の中でもどちらかというとリベラル派でなんにでも前向きな考え(自民党的ではあるけれども)を表明できる人だから対決には向いていない。その河野太郎もこの状況となってしまっては、「こんな枝葉末節に拘泥していないで、今やるべきは前向きな経済対策なんだ」というしかない。尤も、本当にこんなくだらないことに時間を費やしている場合ではないことは明確なのだ。確かに中川昭一のあの記者会見は何回映像で見てもつっこみどころ満載で退屈しないけれど、いささか食傷気味。肝っ玉母さん的カミさんの「日本一ッ!頑張って!」も聞き飽きた。もういい加減に予算委員会を無駄にしないで真剣にやって欲しい。
 (追記:090220:小泉は2/3再議決を欠席するんだろう。すると自民党が処分をするという。その時小泉は「じゃ、辞める!」と啖呵を切って辞める。その潔さに小泉劇場のかつての観客は思わず感嘆の声を上げるのだ。どうせ9月で辞めると彼はいっているんだから大差はない。汚い奴だ。)