第26回アンサンブル コルディエ 定期演奏会に行った。このユニットの演奏会に来たのは多分これで4回目かも知れない。2010年度はこれが最後で5回目だそうだ。小品を楽しく聴かせてくれる晩なので、私にとってはそんなにお安くはないのだけれど、楽しみにしてきた。
今日は前半にジャコモ・プッチーニの三つのメヌエットが演奏されたのだけれど、それぞれ3-4分に過ぎないけれど、誠に春らしい、綺麗なメロディーで巻き込まれていってしまう。プッチーニといったら私なんぞはマダム・バタフライしか知らないのだけれど、こんなメロディーが思い浮かんだら、それはきっと楽しいことだろうと、思いを馳せた。なにかといえばいやな話ばかりの連続の中で、こんな2時間はとても嬉しいものだ。