エゴン・シーレという画家がいた。今では随分と評価されているらしい。今日もBSのテレビで彼の絵と彼の人生についての番組があった。ごっつい絵だ。ゴリゴリだ。好き嫌いがはっきりする。私もあんまり好きじゃなかった。連れあいなんぞは見たくもないらしい。しかし、ヴェル・ベ・デーレ宮殿の美術館(オーストリア美術館というのが正式名称だと今日はじめて知った)にもあった。ミュージアム・クォーターにあるレオポルド美術館にはゴチャマンとある。なにしろあの美術館を建てたなんたら・レオポルドという人がエゴン・シーレの再評価者だから。
あの美術館の前までいっても入る気がしなかったのだ。しかし、今日の番組を見て、次回もしチャンスがあったらあの美術館に入ってみても良いかもしれないなと思うようになった。
今年が生誕150周年のクリムトも、エゴン・シーレの妻も、そして彼もスペイン風邪で死んだそうだ。怖いねぇ。