ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

管理委託先

 集合住宅に暮らしてもう33年になる。最初の集合住宅には22年、今のところに移って11年経つ。一軒目では2回目の大規模修繕のフォーメーションを作ったところで2軒目に引っ越した。一軒目は小規模だったからほとんどの住民の顔がわかっていた。一人へそ曲がりがいて往生した。大規模修繕が終わってから引っ越せば良かったのかもしれないけれど、世の中そんな上手い具合にタイミングはこない。そのへそ曲がりが私を「あいつは逃げた」と言いふらしていたらしい。一軒目はその後、それまで24年間使ってきた管理会社を切って、多角化の一環としてこの分野に進出してきた、元はといったら石炭会社の子会社にした。張り付いてくれている管理人さんはとってもマメな人で住民は喜んでいるにも拘わらずそのへそ曲がりはぶつぶつ言っているそうだ。そのへそ曲がりが近いうちに引っ越すんだと聞いてみんなが喜んでいる。
 二軒目はできてから9年目にそれまでいっかな管理組合の立場に立つことができない、最大手自動車企業系の管理会社を切った。グループ企業の位置に甘んじて漫然といい加減なやり方で凌げると思っていた彼らを切るためにコンサルタントを雇った。ポイントはここにある。今やマンション管理に関する法的支援を生業にする弁護士までいるのだそうだ。そこまでこの分野で稼げるようになったのだろうか。
 近所に600戸を超える規模の集合住宅ができた。あんな規模になると管理組合はどうしているんだろうか。