民主党は選挙に際して仰々しく宣伝したマニフェストなるものに書いてもいなかった消費税増税をいいだして、大きな失点を重ねて国民の支持をないがしろにした。だから、その次の衆議院選挙で大きく票を減らして零落した。
それなのに、彼らを追い落とした理由をまるでまったく忘れてしまったのか、そんなことはなかったことのように、消費税増税、法人税減税を旗印にしている自民党に票を入れる国民の意識の矛盾が実に何とも理解しがたい。
理解しがたいといえば、憲法改正に反対して、加憲法なる摩訶不思議な言葉を操りながら、憲法大改正、国民主権を否定、条件付き人権、国防軍創設を謳う反動政党自民党と連立を組む公明党のあり方は、もう理解の範囲を超えている。摩訶不思議どころじゃない、欺瞞の固まり、自民党を遙かに上回る嘘つき政党としかいいようがない。
こんな連中が平気で大手を振って悠然と表通りを歩いている不思議な国だ。
