2014-11-15 IWJ 保阪正康 保阪「問題は、草の根のナショナリズムが、黙ってしまうことです。ひとつは、知的劣化です。もうひとつは、社会的ニヒリズムに陥ることです。『もう知らねえよ』、というもの。永井荷風の『断腸亭日乗』がよい例ですね。 今、企業のトップなんかと話していると、『保阪さん、オレはもうしらねえよ』と言っていたりします。こういった社会的ニヒリズムというのが、すでに社会を覆っているんですね」 今月13日にIWJで行われた岩上安身の保阪正康インタビューから。