結構歩いたつもりだったのに、たったの2,400歩しか歩いていませんでした。
平日に行く床屋(その方が安い)でいつものように6mmで刈り上げてね、といったのに、うちに帰ってきて鏡を見たら、もうほとんどスキンヘッドみたいで、どうしてなんだろうと思ったら、もはや頭髪の残り分がわずかだからなのだった。じゃ、スキンヘッドでいいジャンね。こうなると、パナマに直接汗があたるので、余計に長持ちしなくなるだろう。
三州屋銀座一丁目店に行ってみるとちょっといなせな感じだったあの板さんはとうとう戻ってきていないから、もうここには現れないのだろう。私はいつも海鮮丼なんだけれど、こういう店にはじめてくる人が結構いるのは意外だった。お兄ちゃんが「ミックスフライ!」といってトイレを使い、帰ってきたら「あ、フライに海老入ってる?!」という。「海老、だめなんだ!」と叫ぶ。おばさんが「じゃ鰺フライならいい?」といって無事事なきを得た。普通そういう状況にいたら、運ばれてきたら「ありがとう!済みませんね」くらいいうかと思ったら、ぜんぜん知らん顔だった。何か余裕のない状況だったのか、それともそんなことには気がつかない輩だったのか。
そんなことが気になり出すと、人間はもう既に爺の領域だ。当たり前だけれど。
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