また知らなかったことを発見。
「明号作戦」という名前はどこかで見たことがあったんだけれど、それがどんな作戦だったのか、全く知らなかった。
ベトナム、ラオス、カンボジアに相当する地域はかつて仏印と呼ばれていたのは知っている。
日本軍が北部仏印に進駐したもんだから、ますます米国は日本をけしからんと思っていたという風に聞いていたが、その仏印は当時フランスの植民地同然だったわけで、フランスが、日本側による領土保全と主権を尊重するという方針を尊重して、日本軍の北部仏印進駐を受け入れた。しかし、フランス本国が親独派のヴィシーから親米派のド・ゴールとなった。米軍が仏印に攻撃をかけてきたら、このフランス軍がねがえらないとはかぎらない、というので1945年3月9日夜、日本軍がフランス軍を急襲。これを明号作戦と呼んでいたのだそうだ。
本を読めば読むほど、知らないことが増えていくのが不思議でないすか?