ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

行ったことがないところ

たまにはぜんぜん違うところを散歩してみたいと思ったので、全く縁もゆかりもない所に足を伸ばしてみた。
大江戸線のプラットホームに降り立ったところで、どっちか先に来た側の電車に乗る。
森下で新宿線に乗り換える。シルバーパスが使えるからね。
笹塚行きだったので、笹塚であとから来た電車に乗って、明大前で今度は井の頭線に乗り換える。
新宿から先は有料である。
井の頭線というのは、何しろ渋谷から吉祥寺まで行っているから、沿線にいくつも学校があって、平日の昼下がりでも爺婆だけではなくて、若いというか、まだ幼い学生や生徒もぞろぞろといるけれど、わけのわからない、なんでこんな雑誌のグラビアにでも出ていそうなファッションの女の子がいるんだ、というような連中もいる。渋谷に行く側なんぞは、おいおい、なんか勘違いしてんじゃねぇの、みたいだ。
次の東松原で降りてみる。
細い上に、ちょっとした起伏があるような道路というよりも通路というようなくねくね道が複雑に入り組んでいて、どっちへ曲がったらどこへ向かうのか、よそ者には全く見当がつかない。地図と首っ引きで歩くしかない。
こういう時に、スマホは危ない。あのちっちゃな画面に気を取られてしまう。
もっとも、そんな道なので、殆ど車なんぞは入ってこない。
今からもう一度行ってみろ、といわれてももう元へは戻れそうにない。


結局そこからお日様があたる道を選んでいくと、松原という東急世田谷線の駅に出た。
スーパーのオオゼキの大きな店が駅のすぐ横にある。
多分この辺の人たちは、ここで買い物をするか、京王線小田急線の大きな駅に行くのだろうか。
松原から次の下高井戸まで一駅を電車に乗ろうと待っているとやってきたのは招き猫の車両だった。
つり革も招き猫で、床には猫の足跡がある。
沿線の豪徳寺というお寺さんが、招き猫で知られたお寺らしい。
下高井戸から京王線で東へ向かう。
笹塚で一旦降りて、買い物をする。
洒落た美味しそうなものを売っているお店がいくつもある、あるけれど、値段を見るとなかなか手が出ない。

帰りの電車を笹塚で待っていると、ドクター・イエローに遭遇

馬喰横山浅草線に乗り換える。