ほぼ足りてまだ欲 その先

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衰亡


 眠たくなったら寝て、目が覚めたら起き出すという生活をしていると、概ね、世間一般の人たちの生活サイクルとズレてきてしまう。午前6時に朝飯を食べる辺は良いのだけれど、そこから動き出す世間に対して、こっちはそこから寝に入る。昼過ぎに目が覚めるが、その頃世間は昼休みになっている。出かけて帰ってきてから昼飯を食べるが、その頃世間はおやつになっている。そこから昼寝に入るが、気がついたらもう病院では夕食の時間になっている(わたしは病院になんの関係もないけれど)。夕飯を食ったら風呂の掃除をしてから寝てしまう。目が覚めたら夜中で風呂に入る。

 そういえば、晩年の小沢昭一も似たようなことをいっていたかも知れない。

 古い本で、途中で投げ出してあったのだけれど、もう一回読んでみようと思い立つ。

 もっと古い本。1996年出版。最近ではあまり遭遇しなくなってきたけれど「ぽつんと一軒家」では、ときどき「元は開拓農村地区だった」という一軒家が出てきたものだった。
 
 戦後外地から引き上げてきた人たちがあてはめられた開拓地でずっと前にほとんどが離農して取り残された一軒家だったりした。満州から、あるいは樺太から多くの人たちが着の身着のまま引き上げ、入植した。しかし、そこまで全くの農地なんかではなかったので、困難を極めた。

 夏になると平成天皇夫妻が訪れる浅間山麓の大日向という地区もそんな開拓地の一つに過ぎない。1960年ころにはそうした開拓地を諦め離農する人が増えた。中にはそれから、南米各地に移民した人達も多い。その人達も多くはそこからまた苦労を重ねて、ついには離農した人達も少なくない。

 NHKは彼らを追跡取材した番組を今でも持っているはずだ。同じ再放送をするのであれば、こうしたわが国の「日の目を見ない歴史」を掘り起こしても良いんじゃないか、という気がする。