昨日レセプションがあったそうで、テレビのワイドショーではミシュランが星をつけた飲食店の話で持ちきりである。「家賃も給料も払えないという頃によもやこんな日が来るとは思わなかった」という「小十」の方のお話は面白かったけれど、総じて美味しいものはお高いわけで、そんなお金を出せない人生を送っているものからすればおおよそ縁のない話で、多分死ぬまでにひとつでも星のついた食べ物屋さんに行くことはないだろう。
となると自分用の星のついた食べ物屋さんをあげてみても良いかなぁとも思うけれど、他の人が美味しいぞといったお店に行ってみて、そうでもないなぁと思ったことも多々あるわけだし、私が「美味しいなぁ」と思っても他の人が「そうですかぁ・・・・」という場合も、これまた多々ある。
私の現時点でのお気に入りを申し上げると、
- 蕎麦はあちこちに色目を使うことになる。信州中込の「そば茶房つたや」と上田の「草笛」は外せない。
- イタリアン・パスタは地元の、名前を覚えていない地下の小さな店のランチ・パスタ。ここのシェフがいろいろ考えて次から次に表メニューに載せてくる連続パンチは客の意表を突いて驚かしてくれる。ちなみに今日のわが家のランチはあたかも「ジャポネ」のような茸満載パスタだった。
- 焼き鳥と釜飯は銀座の鳥銀だけれども、古い方。
- フレンチ・・・大体食べたことないじゃん。
- そういえば最近は中華に行かない。あれは大人数で行かないと美味しくないからだろう。
と、ここまで考えたらもう手の内に駒がない。そうか・・それぐらいしか外食をしないからだろうか。最近はカロリーが高いといって洋食屋も行かないし、天ぷら、トンカツの類を食べないからなぁ。ミシュランを語る資格、全くなし。
