ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

これ良いなぁ

 わがメゾン(アハハ!そもそも日本のフラットを表す「マンション」なることばはなんだよ一体、恥ずかしい)は、120戸位なんだけれど、エレベーターが2台ある。これ、結構珍しい。普通1台だ。グレード高いんだなぁと思っていたら、なんでも最初の設計には入っていなかったらしいのだけれど、エレベーターメーカーから(どういう理由かわからないのだけれど)無料で寄贈されたということらしいという噂だ。これってなんだか怪しい。そう思っていたらワイヤーの交換をしなくちゃならんとメンテ会社から指摘されたらしいのだ。まさかそんなに経っていないのに、そんなことあるわけないと思っていたら、どうやら本当にやらないといけないらしい。つまり、ただほど高いものはないッてぇやつなんじゃないだろうか。
 で、2台あるものだから、誰かが乗りかかっているところに差し掛かっても、急がなくてももう一台が降りてきて、一緒になるチャンスが少ない。ま、黙って乗っているエレベーターくらい気まずいものはないから、こりゃ良いかと思っていたのだけれど、この節電ムーブメントの中で、一台を停止することになった。
 すると、エレベーターに乗っても、まだ誰かくるかも知れないからと様子を窺うようになったし、時には「上がりますよぉ〜」と声を掛けるようになった。こうなると今まで顔を合わせなかった人とも顔を合わせ、挨拶をするようになる。
 昨日なんかはこっちは法事に出ようとするところに途中から紋付き羽織袴の若者が乗ってきて、結婚式の本人だってんである。こりゃめでたい!こっちはオフクロの七回忌だけれど。こうなると節電、結構じゃありませんか、ってなもんだ。停電になると辛いけれど。