まぁ、相棒とまではいわないが、これまでの人生の中でたくさんの犬や猫たちと人生のホンの短い期間を一緒に暮らしてきた。残念なことに彼らの一生は人間に比べるとあまりにも短い。必ず彼らの死を看取ることになる。それによって命というものの儚さを知ることになるし、命の大事さに気がつくことになるという面もあるから、子どもにとっては直面するべきだという考え方もあるかも知れない。
そうはいってもやっぱり日頃なかなか口を利かないから通じ合えない意思もなんかの動作でわかり合えるようになったりするわけで、ペットといわれる小動物たちもかわいい。特に生まれてすぐの彼らと来た日には、思わず赤ちゃんをあやす口調になってしまって甘ったるい声を出してしまう。
だからこそなんだけれど、こうした犬や猫を持ち出して客を集めようとする映画やドラマが私には我慢がならん。その上、彼らの死を重要な要素に持ってきたりされると、瞬時にチャンネルを変えたくなる。安易に持ち出すんじゃないと。
