鈴本

　今日の鈴本の夜は「十一代金原亭馬生一門会」で、立ち見が出るほどの勢いだ。さすがに立ち見には驚いた。後ろから3列目くらいだったけれど、これくらい離れると、顔がもう見えにくいのだよ。前座の駒松は「狸の札」ここんところ大分腕を上げてきたかも。学校の後輩。
　馬治の噺を聞いていると所々に十代目、つまり先代の馬生口調が出てきちゃいそうだ。そういうものなのか。
　馬吉はさすがに巧い。かれは正雀さんの弟子じゃないのかという気分になるな。
　そういえば馬生門下に新しい弟子ができたとかできないとか。