ほぼ足りてまだ欲 その先

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自衛

 自民党石破茂幹事長は5日のテレビ東京の番組で、アフガン戦争で集団的自衛権を行使した国の軍隊が多数の死者を出したことから「日本にその覚悟があるか」と問われ、「政治が覚悟しなきゃいけない。内閣が吹っ飛ぶからやめとこうというのは政治が取るべき態度ではない」と述べた。(朝日新聞デジタル 2014年4月5日(土)19時22分配信)

 当然死ぬ自衛隊員は出るだろうということであって、あたボーだと云っている。そりゃ戦争に行くんだから死ぬ兵隊が出ないわけがない。戦争なんだから。殺し合いに行くわけだから。集団的自衛権なんて言葉を使うから実感が湧かない。なんのために給金を払っているのかと云ったら、戦争をやってあっちの兵隊だろうと、ことによったら誤爆かなんかかも知れないけれど、民間人だろうと人殺しに行くんだから。戦争ってのは人殺しをして相手を脅かして云うことを聴かせるってことで、いくら「聖戦」だと云おうが「やむにやまれ」なかろうと、人殺しをするってことなんだから石破の云っていることは言葉の意味から云ったら正解なんである。
 だからこそ、戦争なんか仕掛けられてもこっちに乗り込まれたってやっちゃいけない。ましてや、なんだかんだと要求されっぱなし、占領されっぱなしの米国がその人殺しをしているんだからと云って、その加勢に人殺しをしに行くなんて普通の人間性を持った輩が考えるこっちゃない。
 もちろん石破君はプラモデルを作っているうちにどうしても本物を使って誰かを殺す決意を固めたものだから、どこかで実現したいのだろう。ふと気がついて自分の掌を見たらよい。べっとりと誰かの血が付いていることだろう。