私はインターネット依存症です。これははっきりしています。家にいるときはほとんどをパソコンの前に座っています。これだけパソコンが好きなんだったら、これを使ってデイトレーディングかなんかやって儲ければ良いのに、まったくそんな気もありません。ただ、読んだり、書いたり、聞いたりしているだけです。まったくなにも生み出しません。
しかし、ギャンプル依存症よりはまだましじゃないか、という気がします。どうも、ギャンブルに嵌まってしまって人生を放り投げてしまう人、というのがいます。どうしても脱却できなくなってしまいます。負けても負けても、今度の一発でこれまでの苦労（苦労だと思っている時点で既にどうかということですが）が報われて超豪華生活に入ることが出来るとみんな、誰も彼もがそう思っています。しかし、現実はちょこちょこと手を出した小さな金額の借金がどんどん膨らんでいきます。それでも、起死回生の一発がきっとやってくると思っています。その証拠に昨日なんてこんな展開で、あと一歩だった、このあと一歩がもうじき自分に訪れると確信しているんです。頭の片隅では｢ヤバいな｣と思いながらもそれに気がつかなかった振りをして。
そういう人たちを何人も輩出しながら、｢業界｣と称して、パチンコも延々と続いています。人々を取り込みながら。これはそのままゲーム業界にも波及しています。彼らはソフトを売りつけることで人々を縛り付けます。あの手この手で縛り付けながら大きなビルを建てています。
脱却できた人は幸せです。もうそれだけで幸せです。
