ほぼ足りてまだ欲 その先

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日本人のゴスペル

 本来ゴスペルというのは教会の中で主イエスキリストに捧げる、いわば聖歌のようなものです。それを信者でもない人たちが、合唱の一形態として楽しむものとして唄われているのが日本のゴスペルではないですか?
 いや、本当に教会の活動の一環として唄っている人たちもいますが、なにしろ人口の1%しかキリスト教徒がいない日本なんですから、その大半が非キリスト教徒です。その人達が「ハレルヤ!」と唄ったり、「Oh My Lord, I wanna be with you」とかって唄っているんですから、ちょっと不真面目じゃないか、という気がします。というよりは信者を馬鹿にしているんじゃないかという印象を持ちます。いやいや、そんな気はないんだ、そんなことだとはつゆとも知らなかった、というのであったとしたら、それはそれで大いに他人の宗教を侮辱しているのではないかと思います。
 声明をコンサートとして聞くことに抵抗があるのと同じです。いや、アレは僧籍にある人たちが実際にやっているんだからといわれるかも知れませんが、じゃ、それを外国で、外国人がハーモニーとして良いからといってやっていたら、抵抗がありませんか?