私、全然スマートフォンにする気がありません。ガラパゴス携帯電話つうものを持っていますが、ほぼ万歩計と化しています。出先から電話することもほとんどありません。いざという時用のものとして持っていますが、誰かから電話がかかってきていても気がつかないので、もはやほとんど誰からもかかってこなくなりました。つれあいも一緒です。だから、両方出先にいると、携帯にかけても両方ともに気がつきません。つまり、スマートフォンが必要ない。いや、それだけじゃなくて、SUICAも取り込めるし、LINEもつながるし、アップルだったらアップルペイだって使えるし、とご説明いただけるのですが、もう良いんです、そんなことできなくても。クレジットカードはクレジットカードで持っていくし、財布がありますから。といっているうちに友人がスマートフォンを落として割れちゃったというんです。で、どうしたの?と聞いたら新しいのと換えたんだけれど、中の設定も変えなくちゃならなくなるわけで、結構面倒だといっていました。そこでしたり顔で、だろ?とかいっちゃいます。
パソコンもモニターと一体ものがありますが、昔から一体ものがイヤでした。オーディオも一体型コンポーネントが流行ったことがありましたけれど、やっぱりひとつひとつが別れたものを組み合わせたのです。なぜかというとひとつの機能が壊れると、全部にその影響が及ぶからなんです。ところが一体型の絶対的なメリットに最近気がつきました。捨てるときに粗大ゴミ件数がひとつとして数えられるってことでした。
かつてワードプロセッサの専用機というものが相当に流行りました。私が働いていたセクションでも「オアシス」を採用して何台か稼働しておりましたが、時には順番待ちだったりしました。
当時、アップルのパソコンを持ち込んだときに、上司が専用機を使っていて、なんでそんなものが必要なんだ、と新しもの好きは軽佻浮薄と馬鹿にしておりましたが、ネットにつなげたとたんに、中古のパソコンを買ってきましたが、どうして良いのかわからなかったようで、すぐに使わなくなりました。教訓:歳をとったら、もう新しい機械で悩む余裕がない。
わたしのスマートフォン回避には経済的な理由がもっとも大きなものでございます。実はiPhone、できればあの「X」が欲しいんだけれどなぁ。宝くじが当たる予定なので、その時に導入いたします。アハハ!